現代版スピードタイマー2022年10月21日 23時44分32秒

Omega Speedmaster Professional
このクロノグラフカッコいいね、現代版スピードタイマーって感じ。ホワイトダイヤルのモデル(SBDL085)もいいし、ペプシカラーのモデル(SBDL097)も文句なくカッコいい。個人的には買うならやっぱペプシカラーかな、70年代のスピードタイマーファンは思わずニマッとしちゃう筈。スピードタイマーにはホワイトダイヤルのモデルは無かったので、こちらは80年代初頭にクォーツ化されたスピードマスターのオマージュモデルだと思う。

面白いのがクロノグラフ針のデザイン。ペプシカラーのモデルはストレートなデザインだけど、ホワイトダイヤルの方は小さなアローマーク付き。このクロノグラフ針のデザインはクオーツ化されたスピードマスターのデザインと同じなんだよね。この違いが分かる人って少ないと思うけど、こんな細かいところにこだわってデザインしてるところが素敵。セイコーのスピードマスター愛を感じるディーテイル。

それにしても国産時計の値段も随分と高くなったね。1992年のバルセロナオリンピック開催に合わせて発表された1/100秒計時を実現したスピードマスターが10万円のプライスタグを付けてたんだけど、当時は10万円の国産時計が出たということで(高価という意味で)話題になったんだよね。

30年前はクォーツ革命の影響で腕時計の価格が崩壊し、1万円も出せば上等な時計が買える時代になっていた。そんな中セイコーは高い技術力で付加価値を付けようと頑張っていたんだよね。俺は当時からセイコーのクォーツウォッチが大好きだった。