NSX Type-S2022年11月07日 20時56分26秒

EUNOS ROADSTER
NSXタイプSってカッコいいと思う。ランボルギーニちっくというか、ガンダムちっくなデザインだけど、個人的にはノーマルよりもタイプSのデザインが好き。マットカラーのガンメタもいいね、スーパースポーツの雰囲気が感じられるのも〇。実物は意外とコンパクトで塊り感があるんだよね。初代NSXはトランクルームの追加でリアセクションが不自然に間延びしたデザインになってしまってるけど、2代目NSXは間延びした感じはしない。見た目のカッコよさは2代目の勝ち。

2代目NSXが初代と同様に純粋なエンジン車として開発されて、GT-Rよりちょっと高めのプライスタグ(1500-2000万円)を付けてたら大ヒットしてたと思う。実用性とスーパースポーツの動力性能を両立したのがGT-R、スーパースポーツの官能的デザインと動力性能を追求したのがNSX、どちらもニポンを代表するスポーツカーになってたよーな気がする。最初からホンダのブランド力ではフェラーリやランボルギーニのスーパースポーツ勢に対抗できないのは分かってたからハイブリッドのパッケージングで勝負したんだろうけど、結果的に短命に終わったのは何とも皮肉に感じる。

NSXって将来的にスポーツカーとしての評価は上がらない気がするんだよね。やっぱハイブリッドカーってパッケージングがネックだと思う。乗っても乗らなくてもいずれバッテリーは寿命を迎えるし、ホンダがいつまでバッテリーの載せ替えに対応してくれるかも疑問。もし将来的により高性能なバッテリーを搭載できるようになったとしても性能的にはハイブリッドやEV仕様の後発モデルにはかなわないだろうし、長く乗るなら少なくとも現状はまだエンジン車に分があると思う。