ジャイアントキリング2022年11月24日 20時25分48秒



昨晩のサッカーW杯の日本対ドイツ戦は良かったね、サッカーの試合見てこんなに清々しい気持ちになれたのって初めてな気がする。前半はこれまでに無いほどストレスフルな試合だったけど、後半は「いけるんじゃないか」という期待とちょうどいいタイミングでの得点に興奮は最高潮に達した。逆転の勝利を決めた浅野のシュートは、この先長く日本人の記憶に残るであろう文句のつけようのない見事なゴールだった。ブラジルに次いでW杯4回の優勝を誇るドイツを破るジャイアントキリング。こんなうれしい事はそうそうないよね、ホント日本人で良かったと思える試合だった。

浅野がパスを受けて敵陣に攻め入った際、相手のディフェンダー(アントニオ・リュディガー)が全力疾走して攻撃の芽を摘んだシーンがあった。類まれなる身体能力の高さを感じさせるプレーだったけど、終盤に浅野を侮辱するような走り方を見せたのが不快に感じられた。サッカーって成熟した文化を持つ伝統のある国が強い印象があるけど、彼の振る舞いからは相手をリスペクトする姿勢が感じられなかった。

彼の未熟で愚かなふるまいは流石にドイツ母国でも非難を浴びているらしい。実力勝負の世界であるからこそ、プロフェッショナルなふるまいや互いにリスペクトする姿勢が重要だと思う。浅野拓磨との交代の際に、前田大然がピッチに向かって丁寧に一礼したのも最高にクールだった。ドイツ国民は母国が勝利を飾れなかった事だけでなく、選手のピッチでの立ち振る舞いにおける完敗を同じくらい悔しがっていると思う。

日本サッカーの父」と称されるクラマーがこの試合を見てたらどう感じただろうね。どんな状況であろうとも母国の敗戦は気分の良いものではないだろうけど、きっと日本代表の活躍を誰よりも喜んでくれるんじゃないかな。この試合をリアルタイムで観れたのは本当に幸せだった、ありがとう日本代表(^^)