カシオ2020年01月24日 23時05分17秒

きのこ
その昔、カシオといえば電卓メーカーというイメージを持っていた。俺が5歳の頃にウチの両親が買った電卓もカシオ製だったし、高専時代に買った関数電卓もカシオだった。ちなみに今使ってる二十数年前に買った関数電卓fx-260もカシオ製だったりもする。

今カシオと言えば、腕時計メーカーのイメージなのかな。80年代から腕時計も手掛けていたけど、当時はあくまでサイドストリーム的な位置づけだったと思う。超薄型軽量なペラとか懐かしいね、近所のディスカウントストアで980円で売られてたっけ。重量は20gを切ってたんじゃないかと思う。耐衝撃性という点では、重いG-Shockよりも紙のように軽いペラの方が優れているかもしれないね。

90年代、カシオはG-Shockでタフネスウォッチというマーケットを開拓。その後も魅力的な商品を投入し続け、競合の追随を許さない圧倒的なブランドを構築。カシオ自身も腕時計事業をメインに据える覚悟をしたようで、ここ数年の怒涛のニューモデル投入には驚きを隠せない。多機能・高機能を追求したモデルや、高級素材を使った10万円越えのモデルなど、ラインナップの充実は目を見張るものがある。

飛ぶ鳥を落とす勢いのG-Shockだけど、この先ライバルとなるのはスマートウォッチだと思う。多機能を追求すればするほど、スマートウォッチとの競合が高くなる。Appleが樹脂外装で武装したタフネス仕様のApple Watchを出せば、現状でもG-Shockの強力なライバルになると思う。

コメント

トラックバック