光学ディスクの将来2008年03月10日 23時14分30秒

メジロ
DVDのフォーマットフォルダーとして多額のライセンスフィーを手にしていた東芝、その継続の願いは新技術の前にあっけなく砕け散った。今後しばらくはブルーレイ規格制定の中心的役割を果たしたソニーやパナソニックが莫大なライセンスフィーを手にする事になる。

だけどブルーレイ陣営も楽観はしていられない筈。規格を作るということは、ある時点で技術革新を止めるということ。来るべき次のメディア交代時期に備えて準備を開始する必要があるだろう。

シリコンメモリの台頭著しい昨今、そもそも光ディスク同士で争っている場合ではないと思ふ。既に容量ではHDDの足元に及ばず、コンパクトさではシリコンメモリに歯が立たない。アクセス速度も遅く、駆動部の無いシリコンメモリに比べると信頼性にも疑問が残る。

今回のHD DVDとブルーレイの主導権争いでは米映画大手の巻き込みがハイライトされてたけど、実際のところ映画業界はどっちでもイイと思ってたんじゃなかろうか。パッケージを店頭に並べて売るというビジネスモデル自体が既に古くて、来るべきオンライン販売の時代には光ディスクのフォーマットなんて重要ではない筈。

そもそも既に容量的に限界に近い光ディスク、HDDやシリコンメモリに代替されて市場から消滅する運命なのカモ。

...昨日に引き続きメジロの↑写真。春らしい写真でしょ(^^)

Nikon D80+AF Nikkor 70-210mm 1:4-5.6
ISO 200, 210mm, 1/500sec, f5.6, 0.0EV