ちょっとだけ昔の話2010年01月21日 23時33分20秒

花
SonyにDell、NECに富士通と、今は選び放題なパソコン。でもパソコン黎明期、1980年代前半は選ぶほど機種は無かった。というより各メーカとも独自仕様で全く互換性がなく、メーカ選び=システム選びだった。

それはゲーム機をプレステ、Wii、XBOXの中から選ぶのと同じよーなもので、NECのPC8001はシャープのMZとは全く互換性が無かった。それどころか同じNECのPC8801とPC9801でさえ互換性が無くて、ほとんどのソフトは専用開発されたものだった。当時のPCゲームソフトが1本1万円近くしていたのも納得できるとゆーもの。

そんな中、DOS-V機(PC/AT互換機)の発売は衝撃的だった。NECと富士通のマシンで同一のソフトが走り、IBM ThinkPadで日本語が表示された。1990年頃のことで、当時ニュースステーションで久米宏がこのニュースを伝えていたのを覚えてたりもする。

あれから20年、デュアルコアCPU、2GBメモリと320GB HDDを搭載し、バッテリで5時間駆動できるマシンを使って日本のブルーレイレコーダで録画した「おさるのジョージ」をシンガポールで息子と観てる俺。20年後がこんな事になってるなんて全く想像してなかったよ(^^;