可変バルタイ機構が欲しい2014年10月11日 23時44分57秒

B6ヘッド
新しいバルタイ、102-110を試してみた。オーバーラップが38度と大きめなのでアイドリングが不整脈のように乱れるんだけど、前回のバルタイ107-107(オーバーラップ36度)よりはアイドリングは安定している。オーバーラップは2度大きくなったのにアイドリングが改善されたのはちょっと意外。

中低回転域のトルク感は改善されたんだけど、まだ今一つ物足りない感じがする。5000回転以上のはじけるような吹け上がりは無くなったけど、まだまだ高回転の方が気持ちいい。このバルタイは上も下も中途半端で、気持ち良さに欠ける。このバルタイでしばらく走ろうかと思ってたんだけど、急遽もう一度設定変更することにした。バルタイを1日に2度変更するのは今回が初めて。温間での変更はネジをなめる危険があるので、1時間あまりエンジンを冷ましてから作業開始。

次に試したバルタイは103-112、オーバーラップ35度。明らかに中低回転域のトルクが太くなり、アクセルに対する加速のツキが良い。このバルタイでおいしいのは2000-5000rpmあたり。アクセルを踏むと同時に前に押し出されるようなパワー感が気持ちいい。アイドリングも安定していて不快には感じない。5000rpmから上も力強く吹けるんだけど、弾けるような気持ちの良さはない。

このバルタイが今まで試した中ではベスト。低速トルクが太いので蹴りだされるような加速は乗ってて楽しい。オーバーラップを少し増やして高回転域がどう変わるのか試してみたいんだけど、Ex側をちょっと変えたくらいじゃあまり変わらないかな。カムプーリーがむき出しになった加工カムカバーが欲しいね、慣れてきたとは言え毎回カムカバー外すの結構大変(--;