オーバーハング2014年10月22日 23時18分37秒

1993 NA6CE
NA6のサイドビュー。NDロードスターに比べるとかなり前後のオーバーハングが長い。これでも当時としてはかなり切り詰められてたほうなんだけど、NDに比べるとまだまだ詰める余地アリ。NA6の登場当時はホイールベースが短いことが評判だったんだよね。重量物を中心に集めたフロントミッドシップに、クイックなハンドリングのショートホイールベースってね。

ロードスターは初代からずっとフロントミッドシップを謳ってるけど、NA6のエンジンはフロントタイヤの真ん中辺りに位置している。それがNDになるとエンジンは完全にフロントタイヤの車軸より後方に位置していて、バルクヘッドにめり込むようにレイアウトされている。アルミ製になってエンジン自体の重量もかなり軽くなってるし、スポーツカーとしての素性はNA6よりも良くなっているのは間違いない。

こうしてみるとNAのトランクは低いね。最近の車はリヤデッキが高くてお尻の大きい車ばかりなので、NA6のスリムなトランクはなお更に低く見える。きっと衝突安全などの要求からリヤデッキが高くなってるんだと思うけど、NDロードスターのリア周りは相当コンパクトにまとめられていると思う。NDのリヤデザインって本当にカッコいいね(^^)