費用2015年07月07日 22時46分21秒

そんなに金食い虫ではないよ(^^)
どうも俺は周りの人にロードスターにたくさんのお金を掛けていると思われている。確かに新車で手に入れた頃はホイール換えたり内装換えたりと小銭をつぎ込んでいたし、4年目にマツダスピードでハイカム、ハイコンプピストンを入れたときはそれなりのお金が掛かった。

スポーツカーをいつでも走れる状態で維持していること自体それなりのお金が掛かるのは事実だけど、同じクルマに乗り続けてるので実際はそれほどお金が掛かっていない。ここ10年はメンテナンスが中心だし、新しいクルマを定期的に乗り換えてる人に比べたら全然安くついていると思う。

以前は俺の周りにも5年毎に買い換えてた人が少なからずいたけど、子供が大きくなってお金が掛かるようになるとクルマを買い換えなくなった人も多い。やっぱ新車に乗り換えるのってお金が掛かるんだよね。それに比べるとNA6の維持費はずっとリーズナブル。子供がいても手放さなくてやっていけてるし、密かにND増車を狙ってたりもするし(笑)

まぁ一口にメンテといってもピンきりで、この先もずっと所有する前提なので普通の国産車ならまずはやら無いようなブッシュ交換とかもやってしまう。大掛かりなメンテになると10万円単位のお金が出て行く訳だけど、古いクルマにいいコンディションで乗るというのは新しいクルマで走るよりもずっと気持ちが良くて満足感が高い。

今300万円の新車のスポーツカーを買って得られる幸福感よりも、毎年10万円のメンテナンスで快調さを維持しているNA6に乗って感じる幸福感の方がずっと大きい。新車の楽しさは年々薄れてゆくけど、旧車の楽しさは年々増してゆく。人生は限られているので、今俺が新車でNDロードスターを買ってもこの先30年乗れるかどうかは怪しい。そう考えると既に22年乗っているNA6を手放せる訳が無いよね。

ワカモノよ、NDロードスターを新車で買おう。長年NA6を乗っていて思うけど、今NDを手に入れることの出来るワカモノは幸せだと思う。理由を説明するのは難しいんだけど、NDは一生乗り続けることが出来るスポーツカーだと感じるんだよね。作り手の魂が感じられるピュアスポーツカーを手に入れることの出来るチャンスって、思ったよりもずっと少ないというのがもうじき45歳になるオジサンの正直な感想。

R32 GT-Rよりもフェラーリよりも、当時新車で手に入れることが出来た車の中で一番欲しかったのがNA6だった。もし俺が5歳若くてNAロードスターを新車で手に入れることが出来ていなかったら、今はどんなクルマに乗っていたか自分でも想像できない。当時のNA6のラインナップの中で一番光り輝いて見えたのが標準車、シンプルイズベストとはこのクルマのことだと生意気にも思った22年前の夏。

NDロードスターのラインナップならやっぱ素のグレードSがイイね (^^)