ブガッティヴェイロン2015年07月15日 23時26分14秒

バッタ
今回の出張で羽田空港に向かう途中、首都高で生まれて初めてブガッティヴェイロンを見た。ブガッティヴェイロンといえば最高速度が400km/h、販売価格が2億円を超えるというスーパーカー。ウィキペディアによると生産台数の上限が300台でそのうち日本への割り当て台数は15台というから、幸運にも15台中の1台を目撃したことになる。誰にでも販売してくれるわけではなくて、注文の際には所有するにふさわしい人物かどうか審査があるんだそーな。

このクルマは地方暮らしじゃ一生お目にかかることは出来ないと思う。なんてったってニポン国内にたった15台しかないクルマ、ヴェイロンに比べたらフェラーリもランボルギーニも走ってる台数が桁違い。少なく見積もってランボルギーニでも1桁、フェラーリは二桁は多く走ってると思う。

エンジンはV8エンジンを組み合わせたようなレイアウトのW型16気筒で、その排気量は8000cc。元々フォルクスワーゲンが持っていたW型12気筒エンジンをベースに、ヴェイロン用に4気筒追加したものなんだそう。ヴェイロンに採用されているW型エンジンはベントレーのW12型エンジンと同様、二つのV型エンジンを角度をずらして組み合わせることで全長を抑えたもので、外見はV型エンジンに似ている。

構造からして動的バランスはあまりよく無さそうだけど、これだけの多気筒エンジンをクルマに積むにはこのエンジン形式しか無いような気がする。星型エンジンはエンジン高が高すぎるだろうし、V型では長くなりすぎる。3L直列6気筒エンジンと変わらぬ全長なんだから、W型エンジンが如何にコンパクトなのかが分かる。このエンジン、頑張ればNSXにも積めるかも(笑)

ブガッティヴェイロンのオーナーとして有名なのがビートたけし。もしかしたらビートたけしのヴェイロンだったのカモ。運転手は所ジョージらしいし (^^)