つまらん検索サービス2019年03月15日 22時50分51秒

房総
最近IT企業のビッグデータを利用したビジネスが何かと話題になっている。goooooogleやfacebookなどのITメジャーが提供する無料サービスが個人情報を用いたビジネスの上に成り立っていることが認識されるようになって、プライバシーの漏洩やビッグデータの独占利用などの問題が社会的にフォーカスされるようになってきた。ビッグデータで金を稼ぐなんて最初に考えた人は凄いと思うけど、実際に莫大な富を築くようになるとその弊害も問題として浮かび上がってきたという事なんだと思う。

個人的にはプライバシー保護にも関心はあるけど、今はgooooogle検索のアルゴリズムの方が気になる。昔は結構単純でアクセス数の多いサイトや新しく更新された情報が上位に表示されていたけど、今やその検索アルゴリズムは複雑怪奇で理解不能。たとえば「ユーノスロードスター」で検索して出てくる結果はたったの3ページのみ、一体どうやって3ページに絞っているのか疑問。

2-3年前だったと思うけど、ある日を境にマイサイトへのアクセス数が急減した。これはほぼ間違いなく検索アルゴリズムの変更によるもの。以前は毎日200弱のアクセスがあったけど、ある日を境に半数に減少。それまでは検索エンジンからのジャンプが40-50%あったのが、今はゼロ。つまり現在このブログにアクセスしてくれている方の大半は、それぞれのブックマークから訪問してくれたリピータという事になる。

元々無料サービスなので文句は言えないのかと思ったら、実はこれが最近問題視されている特権を利用した情報操作の一つらしい。無料サービスと銘打ってかき集めたビッグデータを使ってお金を稼ぎ、そのお金で運用する検索サービスのアウトプットを操作する事で世論を操作するというもの。

ビッグデータを扱う企業は高い倫理感を備えていないと、とんでもない間違いを犯してしまう危険性をはらんでいるのは間違いないと思う。マイサイトが検索結果に反映されないのは仕方ないとしても、個人的にはロードスターのサイトを探そうとしても面白いマニアックな記事が見つからなくなった現在のGooooogle検索サービスに魅力を感じなくなってきているのも事実。

ネット検索サービスに新規参入するには今がチャンスな気がするんだけど、どうだろうね。