ブレブレ2016年05月30日 22時38分31秒

通学路
最近の安倍首相の発言、なんだかブレブレだね。2度にわたる消費税増税延期、なんだかなぁ。この調子だともう増税できないんじゃないの?有無を言わさず毎年1%ずつ増税しとけば良かったんぢゃね?

安倍首相が唱えている一億総活躍社会、国民全員が活躍できる社会を目指すんだそう。だけど正直言って無理だと思うんだよね。働きたい人が働ける環境を整えることは重要だけど、国民全員が活躍する社会なんて非現実的な気がする。働きアリや働き蜂の半分が働いていないように、人が集まると働く者とそうでない者が自然とでてくるもんでしょ。活躍できている人が、活躍できていない人の面倒を見る(税金を払う)のが現実的ぢゃないかと思うんだけど。

価値観は人それぞれなので、"活躍"の定義も人それぞれ。首相としては"働く"="活躍"という定義なのかな?希望する仕事に就けなくて仕方なく非正規雇用で働いている人も活躍と呼んでしまうとしたら、それは一般的な"活躍"の感覚とのズレがある。もちろん非正規雇用で活躍している人もたくさんいるだろうけど、本人がその仕事を希望していない場合は"活躍"と呼ぶことに違和感を感じる。そもそも"働く"="活躍"だと"一億総活躍社会"="失業率ゼロ"ってことになる。

野党は一億総活躍社会という響きが古臭いとか、大戦中のスローガンを思い起こさせるといった批判を展開している。「一億玉砕」とかね。だけどそれは流石に言いがかりだと思う。内容については疑問があっても、「一億総活躍社会」という言葉は分かりやすい日本語で悪くない。少なくとも何処かの元党首が掲げてた「友愛」よりは分かり易い。そういえば"美しい国"なんてのもあったけど、これはさっぱり意味が分からん(笑)。

まぁ何だかんだ言っても達成されたかどうかの判断基準が超曖昧なので、国民は誤魔化されてしまうんだろうね。"活躍"なんて抽象的な言葉を使うのがよくないね。

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