S132019年05月14日 23時27分53秒

房総半島
学生時代、S13シルビアが大ヒット。複雑なキャラクターラインとか入っていないシンプルなエクステリアデザインは好感が持てたし、5ナンバーサイズに収まるコンパクトなパッケージングは今見ても魅力的。ただ当時はNA6でもちょっと大きすぎると思ってたくらいなので、当時シルビアをコンパクトだなんて思ったことは無かった。個人的にはAW11が理想的なサイズだと思ってたので、NA6でさえ一回り大きいと感じてた。今はNA6も小さいと感じるので、AW11なんてアホみたいに小さく見える("アホみたい"は最上級の誉め言葉、笑)。

気に入っていたS13シルビアだけど、今見るとなんか古臭い。凄く好きなデザインだったのに、モデル末期を迎える頃にはデザインに飽きていた。シンプルで飽きの来なそうなデザインなのに、飽きちゃったんだよね。なんでだろ?R32の方が飽きないというか、今見てもカッコいいと感じる。同年代でS13を新車で買った人も多かったけど、誰一人として乗り続けている友人は居ない。ちなみにR32タイプMは新車ワンオーナーで乗り続けている友人が一人いる。ずっと屋内保管な28年モノ、GT-Rだったら凄い値が付いたろうに(笑)

今見ると前後のオーバーハングの長さが気になる。それがクラシカルな雰囲気作りに一役買う場合と、ただ古臭く感じる場合があって、S13は残念ながら後者なんだよね。凄く美しく見えたデザインも、よく見ると昔のシルビア(三代目S110)の角を丸くしただけでシルエットは大して変わっていない感じもするし。見た感じ丸っこいのに、上から見たら結構四角っていうか。パッケージングがイマイチなのかな、あんまりスポーティーな感じがしないんだよね。その辺がネオクラッシックとしての人気がイマイチな理由かもしれない。S13好きの皆さん、ごめんなさい。

当時の欧州車は日本メーカーの何歩も先を行っていたんだよね、当時すでにBMWはフロントのオーバーハングを大胆に切り詰めてたからね。