リスク2020年03月09日 23時01分37秒

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タワーマンションって雨漏りしやすいんだね。以前タワマンの雨漏りについて耳にしたことがあったんだけど、何で雨漏りするのかよく理解できなかった。この記事によるとコーキング材の経年劣化に加え、風や地震による揺れがコーキング材にダメージを与えるのがその理由との事。これが事実かどうかは分からないけど、それなりに説得力はあると思う。一戸建てならまだ分からんでもないけど、雨漏りするマンションなんて嫌だね。

記事の後半に書かれている内容が実に興味深い。以前俺も同様のことを書いたことがあったと思うけど、個人的にはまさにこの通りだと思う。新築で8000万円もする都内のタワーマンションはサラリーマン憧れの存在。だけどこの構図は50年前の多摩ニュータウンと似てるよね、今の価値は決して永遠ではないと思った方がいいと思う。タワーマンションの価値とリスクを十分に考えて、リスクが許容できると判断するなら買ってもいいんじゃないかな。

タワーマンションのような大規模集合住宅の最大のリスクの一つが住民の高齢化だと思う。同じような世代の住民が同じようなタイミングで入居するんだから、住民の高齢化は必ず、それも一気に訪れる。ウチのマンションにも同様の懸念はあるけど、中規模マンションなのでせいぜい五十数戸の話。街自体は古く歴史があり成熟しているので、多摩ニュータウンのような急激な街の高齢化や過疎化は起き難い。街の魅力が維持されていれば、マンションの資産価値もそれなりに維持されると思う。

だけど今タワーマンションが建っている湾岸エリアは工場跡地などが多くて、街はタワーマンションを中心に新しく作られたものもある。街には幅広い世代が住んでいないと、その街の魅力は維持できない。タワーマンションを中心に作られた街は新しくて綺麗だけど、そこの住民は皆タワーマンションに暮らす人。住民の高齢化は一気に訪れ、マンションだけでなく街も瞬く間に高齢化する。タワーマンションを買うにも、どこに買うかは凄く重要だと思う。

意外と郊外の古くから続く街に建てられた辺鄙なタワマンの方が、相対的に価値を維持できたりするのかもしれないね(^^)

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