NDロードスター2016年03月05日 22時17分17秒

与島パーキングエリア
発売開始から10ヶ月、遅ればせながら産経ニュースにNDロードスターの試乗インプレッションが出ていた。これが中々面白かったのでちょっと紹介。

「道行く人が振り返らざるを得ないカタチ」。ちょっと褒めすぎてるような気もするけど、NDロードスターのスタイリングは現行車ナンバーワンだと思う。「特に後ろ姿が美しい」ってのがいいね、分かっていらっしゃる。俺もNDはリヤ周りが特別に美しいと思うんだよね。確かにリヤのフェンダー周りの絞込みはお尻に見える。

「最悪なのはカップホルダー」か、なるほど。確かにコンパクトカーの運転席には手の届くところに2つも3つもドリンクホルダーがあるから、NDのカップホルダーはさぞかし不便に感じるだろうと思う。だけどマイNA6にはカップフォルダーがない。ペットボトルをシート裏に転がすしかないので、NDのカップフォルダーが凄く羨ましい。500mlのペットボトルが普及して凄く便利になったと思ってたりもする(笑)。

「ハマる!独特の旋回感」か、確かに。NA6も独特の旋回感があるからか俺はそれほど驚きは感じなかったんだけど、普段ファミリーカーに乗ってるオトーサンにとってNDのドライブフィールはかなり刺激的だと思う。NDはNA6よりも後輪寄りに座っているので、クィッとノーズが向きを変える感覚はNA6よりも強いかもしれない。一方で自分を中心に旋回してる感覚はNA6の方が強いよーな気もする。

一番共感できたのが最後に書かれている「ステータスという呪縛からの解放」ってところ。こういうことを考える人がライターにもいるんだね、ちょっと驚いた。前にも書いたけど、ロードスターってステータスやクラスとは無縁の存在。隣にポルシェが来ようとGTRが来ようと、「負けた感」を感じる事はない。より車重の軽いロータスエリーゼとかが横にとまると思わず見ちゃうけど、「負けた感」とは違う。

ND乗りが「負けた感」を感じるのはNA6だけだろうね、どのモデルも初代には勝てない。登場時からライバルとして扱われているS660に「勝った感」を感じるND乗りはいるカモ(笑)。