Backyard Builder by HRC Eng. 「とあるエンジニアの日常」

大森の油温計が壊れた。油温はそれっぽい値が表示されてるんだけど、指示値が50度くらい高い。寒い日にエンジンを始動したばかりでまだオイルはあったまっていない状況なのに、70度とか表示されてるし。エンジンが温まると140度を示していて、ワーニングランプも点灯している。指示がピコピコ振れたり、振り切れたりするのは電子式油温計の典型的な不具合現象の一つらしいけど、今のところ指示値は安定している。　...50度高いけど(笑)。かれこれこの油温計も20年近く使ってると思うので、そろそろ寿命か...

Goooogle先生に尋ねてみると、温度計センサーのリードワイヤの接触不良が原因の可能性が高そう。想像だけど、エンジンの振動でリードワイヤーが断線もしくは接触不良を起こしてるんだと思う。オイルフィルターからオイルクーラーへの配管取り出し用にブロックをかませてあって、油温センサーはそのブロックに取り付けている。B6エンジンのオイルフィルターは吸気側なので熱による影響は比較的小さいと思うんだけど、エンジンにダイレクトにマウントされているので常に振動に晒されてるんだよね。

自力でリードワイヤーの断線修理をやっている強者もいる様子。センサーのモールドをピックツールとかでほじり出して、新しいリードワイヤーを半田でつなぎ直したら症状は消えるらしい。センサーはたぶん測温抵抗体だと思うので、自力でリペアしても測定値に大きな影響はないハズ。

あと某クションにはサードパーティ製の交換用センサも出品されてる模様。8000円とまぁまぁ高いけど、今のメーターが使い続けられるなら高くはないかな。試しに買ってみて、使えるようだったらスペアにもう1つ買っておいてもいいかも(^^)