Backyard Builder by HRC Eng. 「とあるエンジニアの日常」

屋外で放置されて、草ヒロ化してるスポーツカーを結構見掛ける。きっとオーナーはそのうち余裕が出来たら復活させようと思ってたんだろうけど、ナンバーを切って動かさなくなると1年もすれば不動車となる。気づけば紫外線で塗装は艶を失い、ラバーライニングなどから朽ち始めるってパターンが多いんぢゃないかと思う。空気の抜けたペチャンコのタイヤのまま放置されているのを見ると悲しくなる。

屋内駐車で紫外線が直接当たらない場合は劣化のスピードが緩やかだけど、不動車であることに変わりはない。近所にもう何年も動いていないR32 GTRとS2000がとまってるんだけど、3方を壁に囲まれた屋内駐車場なので保管状況としては悪くない。だけど完全放置状態で、ボディは白いほこりで覆われていて見るからに不動車って感じが漂っている。人気がある車種なのに窃盗団に目を付けられないのが不思議なくらい。

あと近所に雨ざらしのベレットGTもある。ボディパネル表面に錆も出始めていて、70年代のクルマを雨ざらしにしておくのはさすがに可哀想。あと屋外駐車場にボディカバーが入念に掛けられたクルマがあるんだけど、先日初めてカバーを外されてるのを見ることができた。車種はS12シルビア、ちょっと意外だったけど渋くてカッコ良かった。もしかしたらオーナーは新車で手に入れたクルマかもしれないね。だとしたら60代かな...