G-Shock レストアサービス2024年01月23日 23時03分04秒

DW-5600C-1
お、カシオがまたDW-5000系のG-Shockのレストアサービスを受け付けているではないの。DW-5000系のレストアサービスはこれで3回目の募集だと思う。俺が申し込んだのは2018年に実施された初回レストアサービス。確か当時はベゼルの金型が残っておらず、状態のいいG-Shockからアクリル製の型を作成して光成形によりベゼルを成形していたハズ。だけど予想以上にレストアのニーズが高かったのか、新たに鋼材製の金型を新たに起こしたらしい。

レストアの現場レポートを読むと、これは改めて損得抜きのサービスだと思う。どう考えても儲からないよね、手間賃もPayしないんじゃないかと思う。そればかりか時計をダメージしてしまうリスクもあるので、顧客満足以外にサービスを行う理由はないと思う。特に側面ネジの補修は大変だろうね。必要な場合のみって書いてあるけど、大半の個体が「必要な場合」に該当しそうだし。

新品当時1万円しなかった時計にレストアサービスを行うカシオって素晴らしい。だけど現在30万円で売ってるG-Shockのレストアサービスをカシオが提供する覚悟があるかといえば、答えはNOだと思う。やろうと思えばできる筈だけど、実現するにはモデルが多すぎる。

50年以上作り続けているスピマスプロじゃないけど、クォーツ時計で修理を保証するにはムーブメントを絞り込む必要があると思う。例えば高級モデルに搭載するムーブメントを統一して(最もシンプルなDW-5600E用のムーブメントがいいと思う)、この先もそのムーブメントだけは作り続けることをコミットすれば、30万円のG-Shockを購入対象として考えてもいいかなって思う。

話しがちょっと逸れたけど、マイGW-5600はレストアから5年余り経過してベゼルがまた傷んできてるので、是非ともカシオにはレストアサービスを継続して欲しいね。

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