PIGMENT BLUE2017年02月01日 22時29分48秒

Pigment Blue
愛用している万年筆CENTURY NICE PURにPIGMENT BLUEを入れてみた。PIGMENTというのは英語で顔料という意味なので、その名の通り顔料系のブルーインク。顔料というのは非水溶性の色素の総称で、水に溶けないので耐水性に強く色褪せし難いのが特徴。一方で乾燥してペン先に詰まると取り除くのが難しく、水溶性の染料インクに比べて扱いが難しいとされている。

今回使用したPIGMENT BLUEはプラチナ製の顔料系インクの商品で、ボトルインクとカートリッジインクの両方が販売されている。使ってみたのはカートリッジタイプ。

PIGMENT BLUEは大人しめの青で、筆跡に応じて強めの濃淡が出る。一般的にはブルーブラックと呼ばれる系統の色ではあるけれど、プラチナのブルーブラックと比べるとだいぶ青味が強い。彩度が高めのブルーブラックといった感じか。写真のPIGMENT BLUEは太字で書いたもので、BLUE BLACKは細字で書いたものなので単純比較は出来ないんだけど、発色の参考にはなると思う。個人的にはブルーブラックの色合いの方が好き。

顔料インクはヌメヌメノ書き味と聞いて期待してたんだけど、大した違いは感じなかった。どちらがヌメヌメかといわれたら、まぁPIGMENT BLUEの方がちょっと滑らかかなぁっていう程度の違い。それより気になるのが乾きの遅さ。ブルーブラックよりも乾くのが遅いよーな気がする。色合いもブルーブラックの方が好みだし、今のカートリッジのインクが無くなったらブルーブラックに戻そうかな (^^;

America First2017年02月02日 22時29分35秒

シンガポールのムクドリ、多分。
「アメリカファースト」とか、「都民ファースト」とか、最近政治家がやたらとナントカ・ファーストという言葉を多用している。だけど凄く違和感を感じるんだよね、この言葉。政治家が自国の利益を最大に考えて行動するのは当たり前の事で、昔からアメリカ大統領は皆アメリカファーストを考え行動してきた訳で。それこそ自国の利益のためなら戦争だって選択肢の一つにするのがアメリカ。それを改めて新しいことのようにアメリカファーストと言われてもねぇ。

税金を上げることだって、持続性のある社会の実現にむけて、国の将来にとって利益となるとの判断から決断するのが政治家。短期的な損得ではなく、長い視点で国益を考えた政策を作るのが政治。そういう意味では、消費税増税を簡単に先送りしてしまう日本の政治家はジャパンファーストとは考えていないのかもしれない。

ただドナルドトランプ大統領の場合は何がアメリカにとっての利益につながるか、その考え方や政策がエキセントリックで前オバマ大統領と大きく異なってるということだと思う。一般的に今まで正しいと思われていた事とトランプ大統領の行動に大きな隔たりがあるので、拒絶反応を示すアメリカ国民が多いのも頷ける。

トランプ大統領は製造業をアメリカ国内に戻そうとしているようだけど、これは小手先の対策で長続きするとは思えないんだよね。アメリカ人がクルマを作るとコストが高くなる訳で、アメリカ国民は高いクルマを買うことになる。国民が自動車産業に支援をするようなもので、国民の為にならないと思うんだけど。発展途上国でも作れるものを無理やり先進国で作っても輸出なんて期待出来ないし、むしろアメリカの自動車産業の衰退を加速する結果になるよーな気がする。

多様性こそアメリカという国の強さの源泉だと思ってたけど、それを真っ向から否定するのがトランプ流。テロの流入を防ぐとの建前でイスラム教徒が多数派を占める国からの入国を停止しても、アメリカを狙うテロは無くならないと思う。大統領が過激な政策を推し進めるほどにアメリカ人が海外で活動する際のリスクは高まるし、アメリカの中から過激なイスラム思想に傾倒する輩が現れる確率も高くなるよーな気がするし。

この先数年は良くも悪くも色々な変化が起こりそうだね、物騒な事にだけはならないで貰いたいな。

最近の悩み事2017年02月03日 23時58分36秒

とりあえずNDよりもNA6いじりが先 (^^)
NDロードスターRFを買った人のインプレッションがチラホラと聞こえてくるようになってきた。NA6に乗る知り合いも買ったんだけど、彼のインプレッションが非常に参考になる。人生最後のスポーツカーは2.0LのRFで決まりかと思ってたんだけど、NA6乗りの声を聞いていると1.5LのNDの幌車を買った方がいいように思えてきたり(笑)。あぁ、とんでもなく悩ましいぞ。迷ってるとロータリースポーツの噂も聞こえてきたりして、一体俺の人生最後のスポーツカーは何にすればいいんだろう...

2.0Lエンジンはトルクがあって走り易いようだけど、レスポンスはかなりダルいらしい。たぶん今どきのエンジンとして普通なんだろうけど、普段メカチューンされたテンロクに乗ってる人からすると大抵のエンジンはダルに感じるハズ。NDの1.5L幌車を借りたときもレスポンスの悪さが気になったから、2.0Lはそれよりもダルなのは想像に難くない。まぁレスポンスは軽量フライホイールを入れたら改善されると思うので、さほど気にする必要はないよーな気もするけど。

RFのボディは超絶にイイらしい。とにかくがっしりとしていて、NAとは隔世の感を感じるほどなんだそう。 ...ガタピシいうNA6も味があって可愛くて、個人的には嫌いじゃないけど(笑)。まぁ何だかんだ言ってもRFの屋根が開閉するギミックは魅力的なんだよね、これだけで70万円の差額を払う価値があると思う。美しいファストバックスタイルの実車をみたら一発で惚れてまう可能性大。

そろそろ快適なスポーツカーが欲しいと思ってたけど、NA6に乗ってる俺がRF買ってダルいと後悔しないか心配になって来た。テンゴのトン切りスペシャル買って、浮いたお金でアルカンターラオプションつけて、サスペンションやホイールあたりを装着した方が幸せかなぁって思ってみたり。あぁ、まだしばらく悩める日々が続きそう (^^)