カムカバー2023年05月10日 21時33分47秒

EUNOS ROADSTER
NAロードスターにはオプションでメッキのカムカバーがラインナップされていた。人気は結構あったようで、いまでもメッキのカムカバーが付いたクルマを時々見かける。バフ仕上げよりもスムースでシャープに反射するんだよね、いわゆる鏡面バフ仕上げを超えるレベル。汚れにくくて耐久性が高い点はいいと思うけど、個人的にはメッキカバーは趣味じゃなかったりもする。メッキカバーよりも標準装着される梨地のカムカバーの方がスパルタンでカッコいい。

カムカバーを自分でバフ掛けしてる人もいる。サンドペーパーを使って手でコツコツと磨く人もいるし、一時期ブームになった?オフセットサイザルを使って磨く人もいる。メッキのカムカバーよりはアルミバフ仕上げの方が鈍い光で好みだけど、だけど手間やお金を掛けてまでカムカバーを光らせたいとは思わなかったりもする。手入れしないと曇ってくるし、塗装していないのでアルミ特有の白い錆も浮いてくる。

個人的にカムカバーはバフ掛けよりも塗装仕上げの方が好きかな。結晶塗装の質感とか好きだけど、耐久性に難があるようで結晶塗装のカムカバーはもれなく塗装が剥がれ落ちている。マツダスピードのBスペックなんかも結晶塗装カムカバーがオプションで装着できたと思うけど、まともなコンディションを保ったヘッドカバーを見たことがない。脱脂が不十分だったとかの理由だけじゃないと思う。

確かホンダのタイプRシリーズのエンジンは赤い結晶塗装のヘッドカバーを纏ってたけど、メーカー純正の塗装は大丈夫なのかな?タイプRのエンジンのカムカバーが塗装剥げ剥げだと興ざめだよね、今度中古車をチェックしてみよっと(^^)