いじめの無い学校2012年07月22日 21時47分42秒

お馬さん
いじめの無い学校というけれど、そんなことが可能なんだろーか?教育関係者が「いじめの無い学校を」って発言してるのを聴くと空しくなるんだよね、なんか東京電力の原発対応と同じように聞こえる。いじめの無い学校ってのは事故の起こらない原発と同じで、現実的には有り得ない状態だと思う。

原発を作れば必ず事故のリスクが存在し、この原発は安全だ(=リスクが無い)と断言している時点で信じるに値しないと思う。事故の発生を抑える対策を幾重にも施し、万が一事故が起こったときの被害緩和策を講じる。重要なのはあらゆる対策を施してリスクを許容可能なレベルまで十分に低減する事で、絶対安全を唱えることではない。

いじめも同じ。大人数の生徒を一つの学び舎に集めて教育を行う限り、いじめは必ず起こりうるものだと考えるべき。大事なのはいじめが発生したとき、いじめられた子供を救い、いじめた子供を更生させる仕組みを作ること。いじめを無くすことより、いじめられた子供が自殺しなくて済む環境作りの方がよっぽど重要だし緊急度も高いと思う。

朝日新聞に「いじめと君」という特集がある。そのなかでこの記事がいいと思った。カッコいいぞ、田中泯さん。 ...て、あなた誰(^^;