悲しいニュース2009年10月18日 10時07分52秒

マイチャリ
音楽プロデューサの加藤和彦氏が自殺。氏のことは良く知らないけど、TV報道を見てると団塊の世代を代表する存在であった模様。「帰ってきたヨッパライ」や「あの素晴らしい音楽をもう1度」など、誰もが知っている有名な曲を生み出した音楽のカリスマ。

62歳で自殺なんて悲しすぎる。昔ならそんなニュース気にもせず聞き流してたんだけど、最近は自分が歳をとってきてシンパシーを感じるのか何処か空しくなる。うつ病を患い自分の思うような作品が出来ないと悩んでいたようだけど、音楽以外に生き甲斐を見出せなかった氏の人生を思うと悲しい。

ウチのオヤジの家業である農業っていいと思う。オヤジは20歳の頃に県内の果樹園を営む農家に弟子入りし、3年間住込みで農業を習ってから自立。それで生計を立てるのは生易しいものじゃないけど、俺の今の仕事よりも充実してるんぢゃないかと思ふ。

定年が無く働きたいだけ働く、こんな当たり前のことができない会社員ってほんと不幸。たった一度の人生、仕事から少しはなれて見つめなおす事は意外と重要だと思う。季節を感じながら自然の中で働く、これってお金に換算できない価値だなって思ふ今日この頃。

22歳の夏にバイクで北海道に行ったとき、会社を無断で休んで北海道にツーリングにきていた30歳のサラリーマンに出会い、ビールを飲みながら晩飯を食った。彼はサラリーマン失格だったかもしれないけど、充実したいい人生を送っていて欲しいね(^^)