マツダエンジニアの助言2016年08月04日 23時32分17秒

ハチロク コンセプト
ハチロク開発の陰にはマツダエンジニアの助言があったとな。ハチロクの発売から4年も経った今、こういう記事が出てくるのが面白い。「景気変動でつくったりやめたりするのは、ファンへの裏切りだ」か、どおりで幾度となくマツダは潰れそうになった訳だ(笑)。確かにロードスターは当初のように売れなくてもずっと作り続けられている。NCのモデル末期は販売台数もジリ貧でかなり厳しい状況だったんぢゃないかと思うけど、期待を裏切らず歴代最高と思われるNDを作ってくれた。

元祖AE86はカローラのスポーティーモデルという位置付けで、いわゆるピュアなスポーツカーではなかった。カローラの4ドアセダンがFF化された後もしばらくAE86レビン・トレノはFRレイアウトを採用した点はトヨタとは思えない英断だけど、まぁFRと言えどもカローラはカローラ。俺にはスポーツカーとして開発された現代のハチロクの方がずっと魅力的に感じるけどね。

トヨタのスポーツカーといえばハチロク、スープラ、MR-S、MR-2、トヨタスポーツ800、2000GTといったところ。セリカやソアラはスポーティークーペ、アルテッツァはスポーティーセダンなのでノーカウント。これらスポーツカーの中でハチロクを除いては全て絶版なんだよね、売れなくなると止めちゃうのがトヨタスポーツの伝統。スープラとMR-2は2代続いたけど、それ以外は1代で完結。儲ける事へのこだわり、それがトヨタの強さなんだろうね。

トヨタはマツダの有難いお言葉をどう捉えているんだろうね?ハチロクの次期モデルがあるかどうかは正直微妙だと思う今日この頃(^^)

休暇2016年08月05日 23時34分54秒

雲
明日から一時帰国休暇。 ...と言っても今回はニポンには帰りません。息子と嫁さんが夏休みを利用して遊びに来るので、シンガポールで9連休の予定。久しぶりの息子との再会、楽しみだなぁ。ぁ、嫁さんも (^^;

会社の出張規定では4ヶ月に一度、連続8日間の一時帰国休暇が取れるんだけど、働き始めた頃は6ヶ月に一度10日間の休暇だった。休暇の間隔が2ヶ月短くなっただけで随分と早く休みがやってくるように感じるんだよね。まぁ1年に2回の帰国休暇が年に3回の休暇になったんだから休みが増えたと感じるのは当然なんだけど、歳とってあっという間に1ヶ月が終わってしまうのも関係ある気がしてならない今日この頃。

今回は帰国しないのでフライト代が不要なんだけど、それを現金で補償してくれるほど従業員思いの会社では無かったりもする。まぁ息子と嫁さんのフライトは出張で貯めたマイルでゲットした特典航空券だし、いろいろと恩恵は受けてるので贅沢は言えないんだけどね。

レストアサービス2016年08月06日 17時12分43秒

もうすぐ24年目突入!
この記事読んで涙がこみ上げてきた。マツダはメーカーとして、初代NAロードスターのレストアサービスとサービスパーツの維持、供給について、マツダとして正式に検討を開始したとのこと。初代NAロードスターオーナーにとってこれほど嬉しい事は無いね、ロードスターを買って良かったと心から思う。

最近はドライブに出掛けても、NA6を見掛ける機会がめっきりと減ってきた。房総ツーリングに出掛けても初代ロードスターには一度もすれ違わない事のほうが多いし、広島までドライブしても一台も見掛けなかった。やっぱり古くなってコンディションのいいクルマが少なくなってきて、長距離を走る人が減っててきてるんだと思う。

2016年現在NA6は中古車市場にはそれなりの台数が存在している。マツダがパーツ供給を保証するという取り組みは、1台でも多くNA6を残すためには最も効果がある方法だと思う。少なくともお金さえ掛ければ、レストアしていいコンディションのNA6を手に入れる事が出来るからね。サービスパーツの供給という取り組みは、マツダのブランドイメージを高める上で過去の資産を有効に使う合理的な投資だと思う。30年モノのNA6が街中を走れば、場合によってはTV CMを流すよりも効果があるでしょ。

NDロードスターのチーフデザイナーだった中山雅氏が7月にロードスターの開発責任者に就任してたんだね。初代NA6のワンオーナーが開発責任者だなんて、次期モデルも期待しちゃう。開発責任者というのはプラントエンジニアリングでいうプロジェクトマネージャーのような存在だと思うんだよね、そういう立場にNA6のワンオーナーが就任したという事実にワクワクする。5ナンバー回帰とか、車両重量900kg台前半とかも夢ではなくなるカモ (^^)