レバラン休暇2022年05月02日 20時48分36秒

この木なんの木
今日はモスレムの人達にとって1年で一番大事な宗教祭日「レバラン」。約1ヶ月続いたラマダン(断食)が終わり、無事ラマダンが終了したことを盛大に祝う日。多くの人が1週間あまりの連休を取って、故郷に帰って家族・親戚と集まる大切な時間を過ごすらしい。日本で言うところのお正月休みみたいな感じかな。実家に帰るために新しい服やクルマを購入したり、都会に出て成功した姿を見せるという一面もあるんだそう。去年、一昨年と帰省出来なかった人が多いので、今年は例年以上にレバランを楽しみにしている人が多いらしい。

驚くのがレバラン期間中の高速道路の特別対応。3年くらい前にジャカルタからセマランまで約500kmの高速道路が開通したんだけど、レバラン休暇中は渋滞緩和の目的で高速道路が「一方通行」に変わるんだよね。レバラン休暇の最初の数日はジャカルタから地方に向かう方向に一方通行となり、休暇の後半には地方からジャカルタに向かう一方通行になる。一方通行というのは対向車線をなくして全車線が同じ方向に向かう、つまり通常の進行方向に対して逆走させる車線を作るってこと。合流やら分岐やらややこしくなるし、標識や掲示も見れないので問題アリアリ。まず日本では実現不可能な政策だと思う。

昨日ペカロンガン郊外をサイクリングしてたら、道ばたの至る所でニワトリをさばいたり、売ったりしてる光景をたくさん目にした。普段は外食してる人たちもこの日ばかりはレバランを祝って、家族揃って自宅でごちそうを食べるんだと思う。俺の休みは今日だけなんだけど、インドネシアで連休は超久しぶりなので嬉しかったりもする(^^)